第三回 テーマ
「若手係長のストレスとモチベーション管理法は?」Part1
トーク参加者
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籠味 桃世
(株)マネジメントサポート
研修事業本部 係長入社当初は泣いてばかり、今ではガッツある「あきらめない営業マンです」
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横関 都
(株)マネジメントサポート
研修事業本部 係長冷静さが同期でも評判、でも自分では「いつもドキドキ、緊張するタイプです」
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濱田 桃子
(株)リサーチサポート
CS推進事業部 係長笑顔の奥には責任感、「学生時代からスポーツで鍛えてます!」
<若手女性係長の成長とストレス解消>について。理想のワーク・ライフ・バランスを考えてみます
──前回はそれぞれの強みや役職の捉え方、仕事のポリシーを伺いました。
今回は仕事とプライベートについて。まず年間で一番忙しい時期は?
- 3人:
- 3月から4月です。新入社員のビジネスマナー研修が多い時期、その準備で3月から忙しくなります。
──忙しいと残業も?
- 横関:
- ありますね。春の繁忙期は特に増えます。でも、仕事を持ちかえることはないので、切り替えはできます。家ではなるべく仕事のことをアレコレ考えないようにしています。
- 濱田:
- やり残しても次の日に早く来るとか。ここまでと決めて、ずるずるやらない方が効率はいいと思います。クールダウンすると、ふと思いつくアイデアもあるし。
──仕事を引きずらないための工夫は?
- 濱田:
- 工夫ではないですけど、平日に一度、必ずジムに行きます。残業があっても、仕事が終わらなくても必ず行く。筋トレのメニューを組んで、行かざるを得ない状況を作ってます(笑)。その日は仕事のスピードもあがるし、決めたことをちゃんとやるトレーニングにもなっているかと。
──体を動かすと、頭のクールダウンになりますよね
- 濱田:
- そうなんです、筋肉痛になると、「ワタシ、がんばってる〜!」って思える(笑)。たった1時間でも何も考えずに体を動かすとリフレッシュできます。
- 籠味:
- わかる!私はダンスが好きなので、踊ってリフレッシュします(笑)。大学のときから続けているヒップホップ、週末に踊りに行くと、自己表現というか、自分を取り戻せる気がします。
- 横関:
- 自己表現の場があるのはいいですね。私はそういうのはないけど、たまにヨガに行きます。
──ほかに休日の楽しみは?
- 横関:
- 動物が好きなので、猫カフェに行ったり、池袋のふくろうカフェとか。いま行きたいのは、六本木のハリネズミカフェ(笑)。かわいいものに癒されてます。
- 濱田:
- 私はカフェめぐり。スイーツ好きなので、「おいしいチーズケーキを探す会」みたいなのを作って、お店をめぐっています。都立大学の『手作りちーずけーきせんもん店 やまぐち』はおすすめですよ。
──体を動かしてはスイーツを食べる?
- 濱田:
- そうなんです(笑)。好きなものは我慢しないで、その分、体を動かす! 食べたい時は食べる、そして動く。スイーツとジムは、ストレス解消法です。
- 籠味:
- 私も平日は仕事、週末はダンスと決めてます。週末に好きなことをするのが、仕事をひきずらないコツでしょうか。決めたことをやると、それだけで安心感があるというか、スッキリします。
──同期がいるというのもいいですね。わかり合える仲間がいるのは大きいかと。
- 籠味:
- 同じ立場で、同じように進んでいる仲間がいるのはありがたいです。入社1年目はできないことだらけで、いつも泣いてたので、よくゴハンに誘ってもらって、食べては泣いて、ストレスを吐き出してました(笑)
- 横関:
- そうでした(笑)。「私には全然、能力がない〜」って泣くんです。でも、そんなこと全然ないし、頑張ってるように見えるので、「籠味さんはすごく頑張ってるよ〜」って。
- 籠味:
- そうそう、承認してもらって浮上してました。女性って、そんな風に、言葉に出してほめてもらうと、気持ちよくなるのかもしれません。だから、後輩にもなるべくいいところを見つけて、具体的にほめるようにしてます。
データコラム 女性活躍推進法は進んでいるか Part.3
○女性社員の意識と行動の変化
3年前と比べると、仕事のレベルの向上、仕事の範囲が広がったなど意識、行動の変化が表れている。
日本生産性本部発表
「仕事のレベルが上がったり、仕事の範囲が広がった女性が増えた」は 64.5%
「自分のキャリアアップのため、社内外の研修等に参加する女性が増えた」は47.3%
すべての項目で、前年より高くなっている。
※ 日本生産性本部第8回「コア人材としての女性社員育成に関する調査」より調査対象:上場・非上場企業3,659社(人事担当者、またはダイバーシティ推進責任者)
回収率:533社(14.5%)
実施時期2016年8月〜9月