第五回 テーマ
「今どき女性のキャリア観とは?」Part1
トーク参加者
籠味 桃世
(株)マネジメントサポート
研修事業本部
係長
入社当初は泣いてばかり、今ではガッツある「あきらめない営業マンです」
横関 都
(株)マネジメントサポート
研修事業本部
係長
冷静さが同期でも評判、でも自分では「いつもドキドキ、緊張するタイプです」
濱田 桃子
(株)リサーチサポート
CS推進事業部
係長
笑顔の奥には責任感、「学生時代からスポーツで鍛えてます!」
若手女性のキャリア観について、<ビジョンの描き方>を考えます
──前回は理想の女性リーダーについて考えました。
最終回の今回はそれぞれのキャリア観について伺います。
みなさんまだ26歳ですが、自分の今後をイメージしていますか?
- 籠味:
- 具体的にはまだ、コレといったものはないんです。まだ日々に追われているのが現状。でも、できれば自分のチームは持ちたいとは思っています。
──それはいつごろまでに?
- 籠味:
- 30代には、そうなっていたいなと。ぼんやりしたイメージなんですが。
- 横関:
- 私も具体的な考えはまだなくて。
今までも、どちらかと言うと、流れに乗って進んできたんです。やりたいことがあれば絶対やるんですが、基本は、来た波に乗っていくタイプで(笑)
──さらに上の役職へ、という気持ちは?
- 横関:
- う〜ん、そうですね、役職についてはまだ考えていないです。仕事のやり方としてのイメージならあります。
──どんなイメージ?
- 横関:
- 今はお客様から、こういう研修がしたいというご相談をいただいて、ご要望に合ったものをご提案するという流れ。オーダーがあってのご提案で、1対1の関係なんです。
そうでなくて、もっとこちらから提案していきたい。こんな課題があるというお話に対して、1対100くらいでご提案できるようになりたいです。それにはもっと引き出しを増やさないといけないですね。
──26歳だとまだ将来の仕事についてイメージしにくいでしょうか?
- 横関:
- そうですね、入社4年で仕事の幅がようやく広がってきたところなので。まだ日々に追われています。でも、女性活躍についての研修を営業しているんだから、もっと自分も考えないといけないんですが。
- 籠味:
- ライフイベントについて考えたことはあるんですが、せいぜい5年とか10年後。ここで何かあるかなと、漠然とした想像しかできなくて。
それよりも今は1年後、2年後という近い目標に向かって、着実に考えていきたい。その方が実感がわきますから。
データコラム 女性活躍推進法は進んでいるか Part.5
○女性社員の活躍を推進する上での課題
女性社員の活躍を推進する上での課題は、
「女性社員の意識」が80.9%
「育児等家庭的負担に配慮」が55.2%
「管理職の理解・関心が薄い」が53.1%
また、「男性社員の理解・関心が薄い」も45.8%と半数近く、
男女ともに意識の向上が課題となっている。
日本生産性本部発表
○女性社員が管理職以上のポストへつくことへの期待
「役員クラスまで期待されている」が31.5%
「部長クラスまで期待されている」が18.9%
であり、部長以上への役職への期待が約半数となっている。
日本生産性本部発表
※ 日本生産性本部第8回「コア人材としての女性社員育成に関する調査」より
調査対象:上場・非上場企業3,659社(人事担当者、またはダイバーシティ推進責任者)
回収率:533社(14.5%)
実施時期2016年8月〜9月