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簡単だから伝わる!語学力いらずの3ステップおもてなし術

Lesson7 海外旅行の思い出で あなたの心に残っていることは?

 皆さんが海外旅行に行ったときの記憶として、思い出すことはなんでしょうか。

 有名な観光地に行ったことや美しい風景を見たこと。それも旅のいい思い出になっていると思います。一方で、現地の人との会話やちょっとした交流が温かい思い出になっていませんか。

 日本に旅行に来た外国人の方も、それは同じ。観光地を巡ったり、買い物をしたり、おいしいものを食べたりといった思い出もありますが、日本人から受けた親切な対応、つまりおもてなしが旅の印象として強く残っているのです。

 今、日本で働いているある中国人女性のエピソードを紹介しましょう。

 彼女が中国の旅行会社に勤めていたとき、日本で開かれる観光イベントのために、勤め先の社長とともに日本を訪れました。イベントへの参加が主な目的でしたが、日本の観光地も視察しました。そのときに訪れたのが箱根。彼女はそこを走る電車の中にお土産の入った紙袋を忘れてしまったのです。

 

●忘れられない日本でのおもてなし

 忘れたことに気がついたのは、東京に戻ってから。鉄道会社の管轄が違うこともわからない彼女は、「忘れ物をしてしまった」と、近くにいた駅の係員に訴えたのです。そして2日後、忘れ物は無事にイベント開催地の名古屋のホテルに届きました。

 「信じられませんでした。電車にはたくさんの人が乗っていたのに、誰も私の紙袋を持ち去らなかった。さらに、違う鉄道会社なのに駅員さんが連携して、紙袋を名古屋のホテルまで送ってくださったのです! 日本以外の国ではありえないと思います。この経験は、私の人生の中でも大きな感動体験でした」と、彼女は言います。

 忘れ物が無事に手元に戻ったことは、彼女にとって日本で受けた強烈な感動体験となりました。お困りごとを解決してくれたおもてなしは、日本でのいい思い出となって海外のお客様の心に長く残るでしょう。

 
 

古谷治子 写真

マネジメントサポートグループ代表 古谷治子
東京放送、中国新聞社にて9年間実務を経験。
その後、大学・短大等にて「就職支援講座」「ビジネス行動学」の講師を務める傍ら、心理学・カウンセリングを学ぶ。女性の自立を目的に開講した「マナーインストラクター養成講座」が雑誌等で取り上げられ話題となる。

出典:簡単だから伝わる!語学力要らずの3ステップおもてなし術

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