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簡単だから伝わる!語学力いらずの3ステップおもてなし術

Lesson10 語学ができなくても大丈夫 大切なのは、臆せずやってみること

 私たちも海外に行ったときに目的地への行き方がわからないと、日本で迷っているときとは比べものにならないくらい不安になります。それは日本に来られた外国人のお客様も同じ。だからこそ、ちょっとした私たちの手助けやおもてなしが、外国人の方には大きな安心になります。

 ただ、日本人は何事にも完璧を求める傾向があるようです。おもてなしをするには、流暢できれいな英語が話せないといけない。中国のお客様には中国語で対応しないといけない。間違ったら恥ずかしい……。このように考えて、外国人のお客様への対応に、二の足を踏んでしまったことはありませんか。外国人のお客様のおもてなしに関しては、こうした完璧主義が足かせになっているのかもしれません。

 言葉の壁や失敗したくないという気持ちにばかりとらわれていると、外国人のお客様に対して消極的になってしまいます。消極的な態度はお客様に「歓迎されていない」という誤解を与えかねません。

●笑顔でひと声。まずは自分からアプローチ

 もったいないのは、外国語への苦手意識があって、困っている方に気づいても声をかけなかったり、反対に気づかれないようにその場を離れてしまうこと。

 笑顔でひと声かければ、「あなたを助けてさしあげたい」という気持ちがお客様に伝わります。これがおもてなしの第一歩になります。

 声をかけるときは、流暢な外国語でなくてもかまいません。つたない英語で「メイアイ ヘルプ ユー?(いかがされましたか?)」で大丈夫です。日本に来るお客様はアジア圏の方も多く、相手も英語がネイティブでない場合は、カタコト英語同士のほうがかえってお互いに理解しようと努力して、コミュニケーションが進むこともあるのです。

 まずは簡単なフレーズを使ってお声がけを。伝わらないときは筆談やジェスチャー、地図やパンフレットなどのツールで補えば、意外とおもてなしはできるものですよ。

 
 

古谷治子 写真

マネジメントサポートグループ代表 古谷治子
東京放送、中国新聞社にて9年間実務を経験。
その後、大学・短大等にて「就職支援講座」「ビジネス行動学」の講師を務める傍ら、心理学・カウンセリングを学ぶ。女性の自立を目的に開講した「マナーインストラクター養成講座」が雑誌等で取り上げられ話題となる。

出典:簡単だから伝わる!語学力要らずの3ステップおもてなし術

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