乗り換えを案内するときの3ステップ|英語と中国語
英語で乗り換えを案内するときの3ステップ
日本の鉄道や地下鉄の複雑さは、外国人観光客にとって悩みの種。
路線案内で必須のフレーズは、「テイク ザ ~ ライン(~線に乗ってください)」と「ゲット オフ アッ ~ ステーション(~駅で降りてください)」。
これだけで案内はできます。
路線の乗り換えを表すのは、「チェンジ トゥ ザ ~ ライン(~線に乗り換えてください)」。
左ページの会話例では「バウンド フォー ~(~行きの)」を使っていますが、覚えるのが難しければ、これは言わなくてもかまいません。
また一番シンプルなのは、乗り換えの案内も「プリーズ テイク ザ ~ ライン」を使う方法。
会話例なら、銀座線への乗り換えを教えるときも「チェンジ トゥ ザ ギンザ ライン」ではなく「プリーズ テイク ザ ギンザ ライン」と言います。
丁寧な言い方ではありませんが、笑顔で心を込めて言えば意味は伝わるはずです。
中国語で乗り換えを案内するときの3ステップ
中国語で、乗り換え案内しようとすると「坐山手线,在渋谷站下车。
然后换乘前往〜」のように、見るからに難しい表現になります。
同じ漢字といっても、日本と中国とでは発音が異なります。
山手線の発音は、日本語の「ヤマノテセン」は通じず、中国語では「シェンシォーシェン」となります。
路線名や駅名を中国語の発音で覚えるのはかなり大変ですね。
しかし、路線図を使えば簡単に乗り換え案内ができます。
日本語の漢字は中国人でも読めますから、日本語の路線図を使っても大丈夫です。
覚える単語は「ジェリ(ここです)」と「ホァンチェン(乗り換えです)」の2つだけ。
路線図を見ながら、今いる駅を「ジェリ」、乗り換える駅を「ホァンチェン」、最後に降りる駅を「ジェリ」と順番に指さしていけば乗り換え案内完了です。
ご質問・疑問点などあればお気軽にお問合せ下さい。
お問合せはこちらマネジメントサポートグループ代表 古谷治子
東京放送、中国新聞社にて実務を経験。
その後、大学・短大等にて「就職支援講座」「ビジネス行動学」の講師を務める傍ら、心理学・カウンセリングを学ぶ。女性の自立を目的に開講した「マナーインストラクター養成講座」が雑誌等で取り上げられ話題となる。
出典:簡単だから伝わる!語学力要らずの3ステップおもてなし術