おすすめメニューを聞かれたときの3ステップ|英語と中国語
英語でおすすめメニューを聞かれたときの3ステップ
私たちが海外に行ったときもそうですが、外国では飲食店で何をどう注文すればいいのかわからないことがあります。
日本料理店に来たこの外国人観光客も注文に迷い、「ホワッ ドゥ ユー リコメンド?(おすすめは何ですか)」と聞きました。

答えのフレーズは「アイ リコメンド ~(おすすめは~です)」。
「シーゾナル」は「季節の、旬の」の意味。会話例では旬の魚ということで「シーゾナル フィッシュ」と言っていますが、旬の野菜なら「シーゾナル ベジタブル」となります。
ステップ3で「サンキュー」と言ったあとに「少しお待ちください」と加えたくなるかもしれませんが、英語ではこの日本語に該当する表現はありません。
「少々」を「フォー ア モーメント」と言うと、料理が1、2分でできると誤解を生みかねないので注意が必要です。
中国語でおすすめメニューを聞かれたときの3ステップ
日本料理店で中国のお客様をもてなすときの会話例です。

「ジュデンラ」の「ジュ」は「長い」で、「デン」は「待つ」。
「お待たせいたしました」という意味で使える言葉ですので、覚えておきましょう。
お客様がメモに書いた「推荐(トゥイジェン)」は「推薦」の意味。
「有什么(ユセンモ)~(何か~はありますか)」という中国語は知らなくても、「推」の字と「?」が付いていることで、「おすすめについて聞いているのかな」とわかるのではないでしょうか。
この会話例では、メニューを指さしておすすめ料理を紹介していますが、外国人のお客様が多い店は写真入りのメニューを用意しておくと便利。
中国人のお客様には、メニューを指さして「ジェゲェ」。
また、先ほどの「トゥイジェン」と組み合わせて「トゥイジェンジェゲェ(これがおすすめです)」と言えば、十分に伝わります。
ご質問・疑問点などあればお気軽にお問合せ下さい。


マネジメントサポートグループ代表 古谷治子
東京放送、中国新聞社にて実務を経験。
その後、大学・短大等にて「就職支援講座」「ビジネス行動学」の講師を務める傍ら、心理学・カウンセリングを学ぶ。女性の自立を目的に開講した「マナーインストラクター養成講座」が雑誌等で取り上げられ話題となる。
出典:簡単だから伝わる!語学力要らずの3ステップおもてなし術