カリキュラム内容
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1章 総論
(1) 国内の相談室・コンタクトセンターの運営実態
・事例検討~このような「意味無し文」「悪文」が飛び交っている
(論点漏れ・ズレ/内容が乏しい/文法メチャクチャ/曖昧・無責任)
・読み手はどう感じているのか?(2) なぜ、このような文書が発信されているのか
・多くの相談室・コンタクトセンターの作文レベルと課題 -
2章 文を書く前に
(1) 発信文と返信文の違いを知る
(2) 文を書く目的
(3) 文の特性
(4) 企業から発信する文書作成の要諦
・返信メールの基本構成(5) 文書作成ポリシーとグランドルール、マニュアル作成の重要点
(6) 顧客経験価値が高い文書とは
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3章 文章作成の基礎
(1) 基本的な文法の理解
・分かりにくい文の特徴(主語述語の対応、文の骨格)
・言葉と言葉の関係を考える(正しい助詞、句読点の位置他)(2) 文章展開、構成を作るための段落づくりと接続詞
(3) 過去形で書くか現在進行形で書くか
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4章 返信文を作成する
(1) 何をどうやって書いたらいいのか?
・文章の型を知る(事実に基づく文章形式6型)
・説明文を書く(2) 書くための着想
・顧客プロファイリング
・書き手と読み手のポジションを考える
・回答方針の決定と最も有効な説得説明方法の決定
・納得、理解していただくための理論と共感のバランス
(3) 意見対立のモデルを活用した事実認定の違い
(4) 主張・意見・見解の書き方
(5) 報告書の要件と書き方
(6) お客様との関係構築(修復) -
5章 総合演習
(1) 説明(案内文・経緯文)
(2) 説明(見解・報告文)
(3) 説得
(4) お詫び
(5) 難易度の高い文章(不当要求/社会的意義を問われる/専門知識)
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6章 まとめ
(1) 社員の言語能力を高めるためのトレーニング例
(2) 相談室・コンタクトセンターの効果的な文書作成へ向けた体制づくり
※各演習は、受講者の作文能力によって、進み方が変わると予想されます。
取り組めなかった演習は、研修後に配布する模範解答を参考に事後学習していただきます。