研修概要
対象 |
新入社員、若手社員・上司社員、先輩社員 |
期待される効果 |
若手社員が「共感力がない」 と上司から指摘される場合の多くは、他人の視点や感情を十分に理解し、尊重する能力が不足している と推察されます。具体的には、以下のような行動や態度が原因となることが多いです。
1.他人の視点を尊重しない
上司や他人の意見や提案を軽視したり
自分の視点だけを強く主張したりする行動は、共感力が不足している
と受け取られる可能性があります。
2.他人の感情を無視する
他人が困難に直面している時やストレスを感じている時に、その感情を
無視したり、理解しようとしなかったりすることも、共感力が不足している
とみなされる可能性があります。
3.適切なフィードバックができない
他人の成果や努力に対して適切なフィードバックを提供できない、または
他人のミスを非難するだけで、建設的なアドバイスを提供しないことも
共感力が不足していると見なされるかもしれません。
若手社員が共感力を育てるためには、他人の視点を理解し、その視点を
尊重することが重要です。
また、他人の感情に対する理解を深め、それに対応する適切な行動をとる
ことも大切です。
共感力を高めることは、職場での人間関係を改善し、チームワークを強化し、
自己のプロフェッショナルな成長にも寄与します。
■研修のねらい■
“効果的なコミュニケーションとフィードバック技術”
本研修では、職場のコミュニケーションを改善し、チームの協調性と生産性を
向上を目的に上司と部下、先輩と後輩の間での効果的なコミュニケーション
を促進する。
上司、先輩、後輩、周囲への適切なフィードバックを提供するとともに、
他者からのフィードバックを正確に受け止め、どうするべきなのか整理できる
ようになる手法について学びます。
1.“共感力と視座を高める”
他人の視点を理解し
共感する能力を向上させる方法について学びます。
2.“意見の表現と受け入れのためのコミュニケーションスキル”
自分の意見を表現し、他人の意見を受け入れるための
コミュニケーションスキルを習得します。
3.“相互理解と協力を促すリーダーシップ”
リーダーシップの観点から
相互理解と協力を促進するためのスキルを学びます。
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カリキュラム内容
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カリキュラム
1.オリエンテーション
2.“共感力”とは何か
3.ケーススタディとディスカッション
4.自身のコミュニケーション傾向の理解
5.共感マップの作成 ~ワークショップ~
6.共感力に必要なスキル ~共感スキルの向上演習~
①アクティブ・リスニング
②オープン&クエスチョン
③ノンバーバル・コミュニケーション
④エンパシーフィードバックなど
7.振り返り・質疑応答・まとめ
※【共感マップ】は上図参照
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関連項目:リーダー・中堅社員コミュニケーション・プレゼン