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簡単だから伝わる!語学力いらずの3ステップおもてなし術

Lesson46 日本の習慣を伝えるのが お互いわかり合う第一歩

 今、日本を訪れる外国人観光客の中で一番多いのが、中国からのお客様です。

 都市、地方を問わず、日本各地で観光や買い物を楽しんでいる姿を見かけます。販売店や飲食店、交通機関で働く人は、実際に中国の方と接する機会が増えたという人も多いでしょう。

 中国からのお客様と接していて、話し声が大きくて語調も強く感じて驚いた、休憩所でないところに座り込んでしまったり、列に並ばない様子を見かけて、どうお声がけすればいいかわからず戸惑うことがあるという声を聞くことがあります。

 でも実は、中国では、大きな声で話すのは正々堂々としていてよいこととされています。また、列をつくって並ぶ習慣がない地域もあります。お客様たちは日本でも普段どおりにしているだけなのです。

 ご存じないだけなので、日本の習慣をお伝えしてみましょう。中国では「郷に入れば郷に従え」という言葉を幼い頃から聞いて育ちますから、その土地のルールを守るという意識は、子どもの頃から根付いています。

 もし中国からのお客様の様子で気になることがあれば、「ドゥイブチ チンアンジン(すみません、ここでは静かにしていただけますか?)」「ドゥイブチ チンブヤァオズゥオザイジェリ(すみません、ここに座り込まないでくださいませんか)」と伝えてみましょう。そのとき、「シェシェヘェズゥオ(ご協力ありがとうございます)」という言葉も添えて。あらかじめ、注意書きを用意しておくといいでしょう。

 トイレの使い方も日本と中国では異なります。中国のトイレは、配水管があるほうが後ろなので、和式トイレを前後逆に使ってしまうことがあるようです。また、トイレットペーパーを流さず、ゴミ箱に捨てる習慣があります。直接ご案内しづらいトイレの使い方についても、中国語で注意書きを掲示しておくとよいですね。

 中国人は、基本的に人懐っこい人たちです。言葉の違いもあり、無愛想に見えることがあるかもしれません。でも一歩あゆみ寄ると、意外なほど打ち解けてくれます。

 

古谷治子 写真

マネジメントサポートグループ代表 古谷治子
東京放送、中国新聞社にて9年間実務を経験。
その後、大学・短大等にて「就職支援講座」「ビジネス行動学」の講師を務める傍ら、心理学・カウンセリングを学ぶ。女性の自立を目的に開講した「マナーインストラクター養成講座」が雑誌等で取り上げられ話題となる。

出典:簡単だから伝わる!語学力要らずの3ステップおもてなし術

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