カリキュラム内容
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■1日研修カリキュラム
1.オリエンテーション
・研修のねらい2.現状報告と整理
・現状報告、個人発表
・入社から今までを振り返って私が学んだこと
誉められたこと/注意されたこと
実践していること/身に付けられたこと
難しいと思うこと/私の悩み、疑問点
・発表-プレゼンテーション3 .“共感力”とは何か
・共感力の定義とその重要性
・職場においての必要性4.ケーススタディとディスカッション
・社内シーンのケーススタディ
・あなたの共感力の発揮度?!5 .自身のコミュニケーション傾向の理解
エゴクラムで何がわかるのか
自己の傾向分析
タイプ別解説6.共感マップの作成 ~ワークショップ~
・個人、または、チームで協力し、上司や特定の人物や
顧客の視点から共感マップを作成する。
・チームでのプレゼンテーションとフィードバック7.共感力に必要なスキル ~共感スキルの向上演習~
・共感・お詫び・感謝のトレーニング
・アサーティブコミュニケーションの活用
・上手くコミュニケーションを取る(DESC法)8.振り返り・質疑応答・まとめ
研修で得た知識やスキルを振り返り、具体的な明日からの
改善行動に繋げる -
■共感マップの作成 ~ワークショップ~
共感マップとは
共感マップ(Empathy Map)は、ユーザー、クライアント、あるいは特定の人物の視点を理解するためのツールです。デザイン思考の一部としてよく使われますが、共感力を育てる研修にも有用です。このマップを作成することで、他人の感情、考え方、体験を深く理解し、自分たちの行動や決定をより良く調整することができます。
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共感マップは、以下のセクションに分けられます1.考えていることと感じていること
この人物が何を考えて、どんな感情を抱いているのかを理解します。 その人物の悩みや欲望、夢や恐れなどを探求します。2.聞いていること
この人物がどんな情報を受け取っているのか、誰の意見を聞いているのかを考えます。これには友人、同僚、メディアなどが含まれます。3.見ていること
この人物が日常生活で何を見ているのかを考えます。それはその人物の環境、家族、同僚、またはメディアなどである可能性があります。4.言っていることと行っていること
この人物が何を話し、どのように行動しているかを理解します。これは彼らが直接表現していることと、実際の行動パターンを観察することを含みます。
これらの情報を集めるために、インタビューや観察、調査などの方法が使われます。それぞれのセクションは個々の感情や観察を理解するための視点を提供し、これら全てを組み合わせることで、より深い洞察と理解が得られます。