研修概要
対象 |
管理・監督職 |
期待される効果 |
ニューノーマル時代において、働き方の多様化が加速している今、上司は、部下の組織エンゲージメントやキャリアへの向き合い方がわかりづらく、部下も先行きが見えず不安を感じています。
そのような中、企業は、目標管理面談、評価面談だけではなく、社員の価値観、働き方の選択も含めた「社員のキャリアビジョン、デザイン」を共有し、支援することが求められています。
本研修は、キャリア面談とは何か、キャリア面談に向かう準備から、必要な面談スキルを習得します。
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研修目的 |
- 管理監督者として、キャリア面談の重要性と目的を理解し、内外環境の変化に対して、常に部下への適切なアドバイザーとしての役割発揮ができるようにする。
- キャリア面談に必要とされる「キャリアの考え方」を理解した上で、面談に必要な「傾聴力」「質問力」「アドバイス力」を磨く
- 部下のキャリアデザインを支援し、部下の自己効力感を高める
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概要詳細
4つの発達段階別キャリアを踏まえた面談

日本経済の構造改革が進む中、組織で働く一人ひとりの生き方も問われています。
社会環境の変化に柔軟に対応し、個人の価値観に合った自らのキャリアゴールを持ち、市場価値型人間として自立する
ことを組織も求める時代です。
キャリア面談では、部下のキャリアの中の専門性を再認識し、4~5年あるいはその後の部下の生き方を見据えながら、
組織のビジョンと融合させ、部下のキャリアを“自発的に気付き、“築く”ための発想の転換をはかる支援策として、効果的に提供できる機会に致します。
カリキュラム内容
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◇オリエンテーション/研修の目的と概要の周知<対話式講義>
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1.環境の変化に対応する<対話式講義/グループセッション>
・ニューノーマル時代のマネジメントとは
・働く環境の変化/働き方改革で何が変わったか
・リモートマネジメントの是非
・職場のコミュニケーションは活性化しているか
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2.キャリア面談とは<対話式講義>
・部下のキャリア開発に責任を持つ(キャリアデザイン)
・人事考課面談とキャリア面談の異なる点
・人材育成のためのキャリア面談
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3.部下のキャリアデザインを支援する面談法<対話式講義/ロールプレイング>
・キャリア面談のステップ
・部下の「キャリア・アンカー」を知る
・部下のモチベーションを高める共感法の技術
・自ら気づかせるための質問話法、フィードバック法
・現状から望ましい状態へ導くための問題解決プロセス
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◇研修のまとめ<まとめ講義、個人ワーク>
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関連項目:リーダー・中堅社員管理・監督職キャリア支援