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簡単だから伝わる!語学力いらずの3ステップおもてなし術

Lesson25 中国語で場所を案内するときの 3ステップ会話例

今度は、中国語で道案内するときの3ステップ会話例を見てみましょう。

中国語で場所を案内するときの 3ステップ

 
 なにかお困りの様子のアジアの方から「ドゥイブチ?(すみません)」と声をかけられました。「メイ アイ ヘルプ ユー?」とお聞きしたところ、お客様が何語を話しているかがいまひとつハッキリしません。

 そこでコミュニケーションを取る言語を知るため、英語、中国語の簡体字、繁体字、韓国語などのパンフレットをお見せして選んでもらいました。

 いくつものパンフレットの中からお客様が選んだのは、中国語の簡体字のパンフレット。中国語でコミュニケーションを進めればいいことがわかったので、次に中国語のチョイスボードを出して、お客様の目的を指さしてもらいます。「道案内」「両替」「配送」など、よく問い合わせがある目的をリストにしてチョイスボードに書いておくと便利です。

 お客様が指さしたのが「道案内」だった場合、中国語で「チンシエムディティ(目的地を書いてください)」と言って、お客様に紙とボールペンを渡し、筆談を始めましょう。

 中国大陸ではおもに簡体字、香港や台湾やマカオなどでは繁体字が使われています。どちらも日本の漢字と共通するところが多いので、特に中国人のお客様への対応は筆談が有効なのです

 お客様が紙に書いたのは、「东京晴空塔」の文字。「东京」は「東京」、「塔」は日本語の塔と同じ。東京にある塔で「晴空」。東京スカイツリーと想像できますね。 

 地図を見せながら、東京スカイツリーへの行き方を案内しましょう。日本語版と英語版の地図しかないときは、漢字が入っている日本語版を使うほうが伝わります。

 そして、ステップ3で「シェシェ(ありがとうございます)」に対して、「ブーシェ(どういたしまして)」「イールーゾゥハォ(気をつけていってらっしゃい)」のひと言を添えると、お客様の印象がグッとよくなります。案内で使った地図をお渡しできる場合は、お客様にさしあげるのをお忘れなく。

 

古谷治子 写真

マネジメントサポートグループ代表 古谷治子
東京放送、中国新聞社にて9年間実務を経験。
その後、大学・短大等にて「就職支援講座」「ビジネス行動学」の講師を務める傍ら、心理学・カウンセリングを学ぶ。女性の自立を目的に開講した「マナーインストラクター養成講座」が雑誌等で取り上げられ話題となる。

出典:簡単だから伝わる!語学力要らずの3ステップおもてなし術
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