コラム
コラムイメージ画像
簡単だから伝わる!語学力いらずの3ステップおもてなし術

Lesson15 どれくらいがベスト? 心地よいパーソナルスペースとは

 困っている様子のお客様とアイコンタクトが取れたら、お客様のほうに近づいてお困りごとをうかがいましょう。

 このとき、お客様と自分の距離には注意が必要です。いきなり近寄りすぎてしまうと、「パーソナルスペース」が侵害されて、お客様は本能的に警戒します。

 パーソナルスペースとは、自分の周りにある「自分だけの空間」と感じているスペースのこと。「心理的な縄張り空間」ともいわれます。満員電車が不快なのは、知らない人にパーソナルスペースを侵されるからだといわれています。逆に、ハグはパーソナルスペースに相手を入れることで親近感を表します。

 お客様はハグをするような親しい友人とは違いますから会話を始める前にいきなりお客様に近づかず、一定のパーソナルスペースを保つようにしましょう

 目安はおよそ1・5メートル。名刺交換をするときの距離がだいたい1メートルですから、それよりも少し離れるイメージです。お互いに手を伸ばして、触れるか触れないかくらいの距離と覚えましょう

 もちろん、実際にご案内をするときには1メートルほどの話しやすい距離まで近づくことになりますが、「メイ アイ ヘルプユー?」などと最初にお声がけするときには、パーソナルスペースを侵さない1・5メートルほどの距離が適切です。

 がんばってお手伝いしようと思って近づきすぎると、かえって不審感を持たれることも。あせらず、初めはお客様との距離を取るようにしましょう。

 
 

古谷治子 写真

マネジメントサポートグループ代表 古谷治子
東京放送、中国新聞社にて9年間実務を経験。
その後、大学・短大等にて「就職支援講座」「ビジネス行動学」の講師を務める傍ら、心理学・カウンセリングを学ぶ。女性の自立を目的に開講した「マナーインストラクター養成講座」が雑誌等で取り上げられ話題となる。

出典:簡単だから伝わる!語学力要らずの3ステップおもてなし術
<従業員数50人以下、資本金1000万円以下の企業様はこちら>